母の日のカーネーションの雑学

母の日のシンボルでもあるカーネーションですが、何故カーネーションを母親に贈るかと言えばそれは母の日の起源が深く関わっています。諸説あるものの、現在の母の日に繋がっている起源はアメリカ合衆国の歴史に刻まれている南北戦争で敵味方区別なく、負傷兵の衛生状態の改善に奔走したアン・ジャービスの存在が大きいです。アン・ジャービスは地元の女性たちをまとめ、負傷兵たちのケアに心を砕きましたが、1905年にこの世から旅立ってしまいます。アンの娘であるアンナはその2年後に亡き母を偲び、母が好きだった白いカーネーションを追悼式に参加した人々に配りました。

この行いが人々の心に感動をもたらし、ついには国の記念日として認められていくわけですが、いずれにしてもカーネーションが母の日の花となった理由はアンとアンナという親子がいたからに尽きます。そんなカーネーションの花言葉は「女性の愛」や「感動」、「純粋な愛情」が基本です。あとは色別で異なっており、定番の赤色の花言葉は「真実の愛」や「母への愛」、母親が亡くなっている場合に贈られる白色は「自分の愛情は生きている」や「尊敬」という意味が込められています。他にもピンク色であれば「感謝」や「温かい心」など、紫色であれば「気品」や「誇り」など意味が異なっているため、花言葉に気を付けて選ばれている場合が数多いです。

なかでも黄色のカーネーションは見た目こそ綺麗ですが「嫉妬」や「軽蔑」という花言葉を持っており、またオレンジ色は「熱烈な愛」といった男女の愛に近しい意味があるので用心されています。母の日のことならこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です